2014年3月24日月曜日

要請書

要請書

 公開質問状に対する回答期限を3月15日としていましたが、いまだ立命館大学からは何の回答もありません。
 立命館大学内外から多くの賛同、関心が集まっているなかでのこのような対応は大変遺憾です。

 この事件に関して、「東京新聞」(2014年3月3日付朝刊)においても、「右傾化する社会:排外主義によるトラブルは他の大学にも広がる」という形で報道されました。同記事での「クレーム恐れ自己規制の渦」という文言の対象は、今回の立命館大学の対応を指しています。
 また、この間、プロサッカーのJリーグでも差別表現事件が大きな問題になり、対応が行われました。

 現在、ヘイト・スピーチに対しては社会的にも学術的にも対応が求められており、今回の件は、多方面から注目されています。

 私たちは、これらの情況を前提にして、今回の公開質問状を送りました。しかし、現在のところ立命館大学からは何の反応もありません。私たちは、大学が事の重大さに気づいていないのではないか、理事会や教職員は関連する新聞記事や、相次いで出版されている書籍に触れていないのではないかと危惧しています。教育機関である大学が社会に対する関心を失い、学ぶことを止めてしまうのは致命的です。

 私たちは、大学側が回答の意思を持ちながらも、年度末であることで対応が遅れているという可能性にも配慮し、あらためて回答期限をもうけたいと考えます。最終締め切り期日は4月20日とします。

  なお、期日までに回答がない場合には、抗議文を別途作成、公開し、マスメディアへの広報および今回の事件を危惧する大学関係者とも連携して、アクションを起こしていく予定です。

 上記を深慮の上、真摯な応答を求めます。

  記

   最終締切期限 4月20日 必着
   回答方法   書留郵便

  以上

2014年3月17日月曜日

無回答

3月15日の公開質問状に対して、立命館大学からは回答が来ませんでした。立命館大学の対応に抗議します。今後の対応については近日中に有志で協議を行い、その内容を公表いたします。